J.R.R.トールキン (現代英米児童文学評伝叢書)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 1件
[5点] トールキンのことをもっと知りたいなら・・・。
 見た目は地味ながら、内容は豊かにトールキンを語っている本。
表紙を繰るとまず、パイプを吹かすトールキンの親しみやすい写真が現れ、続いて1.その生涯(人と作品)では誕生から晩年、2.作品小論ではおなじみのホビットの冒険、指輪物語やシルマリリオン、農夫ジャイルズについて文章やキャラクターはもちろんのことミドルアースへのつきせぬ魅力を解説しています。
 トールキン訳の出エジプト記については「トールキンを大いに触発したと確信される」と述べ、またトールキンのフェアリー・ストーリズについての考えかたについても分かりやすく詳しく書かれています。
 巻末には年表と参考文献の一覧も記載されていてトールキンのことをもっと知りたいなら、お勧めの一冊です。
 なおp63にはトールキン夫妻のお墓の写真があり、碑名にはそれぞれベレン、ルシエンと刻まれているのが見られます。 (2005-01-04)
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ユリイカ 臨時増刊号 「指輪物語」の世界


【ユーザーによる評価】 平均評価: 3.0/ 総数: 1件
[3点] ごった煮のような…
『さすが、青土社』とでもいいましょうか、
大変に文芸誌的な1冊です。他の関連本とは雰囲気、内容ともに違います。
指輪物語を絶賛するだけでなく、様々な方面から批判されているので、
その辺り、覚悟が必要です。

★良かった点
・本邦初訳のトールキンの詩「航海譚」
辺見葉子氏の訳が素晴らしい!!その後に辺見氏の解説があるのも親切でグゥー。

・『ナルニア国ものがたり』で知られる、C.S.ルイスの書評、また『ゲド戦記』のル=グゥインの『指輪物語』におけるリズムのパターン。
これ2つだけで、この本の価値の大半を占めていると思います。

・編集後記も「指輪物語好き」には非常に共感出来る内容です。

★なんだかなぁ…な点

・天沢退二郎氏+井辻朱美氏の対談

何が言いたいのか、さっぱり分かりません。途中で指輪物語から話が大きくずれているのはいかがなものか?
原書=サラダ、瀬田訳=いもの煮っ転がし。
例えヘタなのか…結局、最後には井辻氏の瀬田訳批判で終わるという、主旨の一貫しない謎な対談でした。もっと良い人選をして欲しい。

・映画批評の中には、意味不明なものも多々。原作批判、映画批判をするのは歓迎なのですが、まともな理由も述べず、『頼まれたから…』的な印象を受けるものもあり、とても残念。

・値段の割に本の製本が雑なような気がするんですけど…。
内容云々より、読みづらさで挫折しそうになりました。

以上、感想まとめとしまして、「初心者にはお勧め出来ません、指輪物語既読の方も覚悟して読んで下さい。」
良かった点は本当に良いですので、一言申し添えて置きます。 (2002-04-27)

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指輪物語 「中つ国」のうた


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 3件
[5点] 新しい指輪物語の発見
原著である「Poems from The Lord of the Rings」を買い、「指輪物語」の該当する詩を抜き出して読んでいましたが、新たに日本語訳が出版されると知って早速購入しました。長大な作品にためらっていた人や、高価な愛蔵版に手の出なかったアラン・リーのファンの人にはお薦めの本です。詩と詩の間には簡単な説明もついており、原作の流れはある程度わかります。「Poems from The Lord of the Rings」とは挿絵の挿入の仕方は違っていますが、直接詩とはつながらない絵もあり、これはこれで構わないと思っています。版も少し大きく、アラン・リーの美しい絵が堪能できます。 (2004-02-17)
[5点] 詩を味わう指輪物語
『指輪物語』本編に登場する詩を抜き出し、詩を楽しむ本。アラン・リーの挿絵も美麗です。イギリス古典文学および北欧神話、ケルト神話を根源とする『指輪物語』では、「うた」「詩」が非常に多く挿入され、物語の雰囲気を盛り上げ、また味わい深いものにしています。(映画でも第1部では完全版DVDにサムが詩を作るシーンが追加され、第3部ではピピンとアラゴルンによる見事な詠唱が再現されました)長大な原作を読破するには、最初はそうした長い詩の部分は思い切って飛ばしてしまうのも手ですが、二度目以降は是非是非味わって欲しいものです。原作が長大すぎる、という方も、原作の大ファンという方も、詩そのものを味わい、また新たな発見があるかもしれません。 (2004-02-09)
[5点] 指輪物語中の詩とアラン・リーの挿絵がおすすめ
 指輪物語普及版を読んでカバーのアラン・リーの絵が気になる人。高い愛蔵版はとてもという人にはおすすめです。指輪物語中の詩を抽出して、指輪物語愛蔵版にみえるアラン・リーの挿絵を組み合わせてあります。英語がだめな人でも、指輪物語を持っていれば大丈夫。私は、指輪物語の該当の詩を抜き書きし、この本のページにそれぞれ挟み込んで詩集として読んでいます。 (2004-01-12)
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Tag : J.R.R.トールキン 瀬田貞二 田中明子

文庫 新版 指輪物語 全10巻セット


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 2件
[5点] 説明不要ですね。
トールキンは映画人にもゲーム人にも今後も必要でしょう。
教科書と捉えていいでしょう。

学生時代に読めばよかったと後悔しました。
時間がかかるんですよね。 (2007-07-15)
[5点] 追補編も含む文庫10巻セット
「指輪物語」文庫版 全10巻の箱入りセットで追補編まで含みます。文庫版は、廉価
(全巻揃えで単行本版の半分以下の値段)で、持ち運びに便利です。
文庫版の箱入りセットは他に追補編を含まず物語部分のみの9巻セットがありますが、
私は追補編も含めて指輪物語全編だと思っていますので、この 10 巻セットの
方をお薦めします。原書では基本的に、追補編(Appendices)は、王の帰還
(The Return of the King)の後についていて、トールキンがつけて出版することを
譲らなかった拘りの部分ですし、是非読んで欲しいです。
第9巻の巻末に中つ国の地図が見開きでありますが、小さいので地図中に読みづらい
地名もあります。箱入り全10巻セットには、折りたたまれた大きめの見やすい
地図も入っていました。こちらの地図には登場人物達の移動の経路も書かれていて
、地図の裏面には登場人物一覧があります。
箱は厚い紙でできたしっかりしたもので、色は、"赤表紙"(赤表紙が何を意味するかは
本作品を読めば分かります。>未読の方)ならぬ、 "赤箱"になっていました。 (2006-08-06)
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