狼と香辛料 (7) (電撃文庫 (1553))


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 12件
[3点] 面白かったんですが
面白かっただけに、少し残念に思う作品でした。短編三つが収録されているのですが、どれもホロの魅力が良く出た心地良い雰囲気の物語となっています。文章が秀逸で、特に書き下ろし短編、「少年と少女と白い花」は一気に物語に引き込まれました。けれども、その冒険にハラハラしただけに、オチで拍子抜けし、中途半端なところで終わってしまったような印象を抱きました。作中気になっていた二人のこれからや、少女の過去等が曖昧なまま終わってしまい、放り出されたような気になりました。もっと重いテーマが底の方にあったのに、短編のせいで書かずじまいになってしまったような…。これも全て、この話し一つで新シリーズが作れるのではないかと思えるほどに魅力的な話だったせいなのですが。ともあれ、十分過ぎるほどの良作なので買って損はない作品だとは思います。 (2008-04-16)
[4点] 最後の一行に大きな意味が。
物語の本筋からは外れた、中編と短編計3編からなる「箸休め」的な巻です。
けれども、ロレンスと出会う前のことも含め、ホロのキャラクターをより掘り下げて描いているという点で、決して無駄な巻ではありません。どれも中々味わい深い。
しかし、本巻の一番重要な点は、初のホロ視点で描かれた最後の短編の、最後の頁の最後の一行に尽きると思います。
これまで、その「老獪」さでロレンスをからかってきたホロが、本当はどれくらいロレンスのことを好きなのか?その「好き」は旅の連れとしてのものなのか、異性としてのものなのか?
読者からするともどかしく感じられることもありましたが、ここで明確にその回答が示されます。
「ホロ視点」という提案は編集者からなされたとあとがきで書かれていますが、おそらく読者のニーズを汲んだのではないでしょうか。こうして作者と編集者がちゃんと読者の方を見ている限り、この小説は今後も期待できそうです。 (2008-04-15)
[4点] 短編がよかった
内容については他のレビューにもある通り。

最初の中編「少年と少女と白い花」は主人公の少年と、その少年が淡い恋心を持つ少女の2人が
ホロと出会い一緒に旅する話。ただ、ホロの性格が悪すぎるというか、いたずらにしてはやりすぎ
なのでは?というところもあり、正直好感をもてませんでした。

次の短編「林檎の赤、空の青」はリンゴにまつわるロレンスの切り替えしがよく、結構楽しかった
です。

最後の短編「狼と琥珀色の憂鬱」は体調を崩したホロの視点からの話なのですが、これが最高。
普段ホロが何を考えてロレンスをからかっているかが良くわかり、また意外にホロが子供っぽい
性格なのがわかります。 (2008-03-13)
[3点] 外伝的な一冊です。
ロレンスと出会う前のホロが、少年と少女の旅に同行する話「少年と少女と白い花」、港町での二人の買い物風景「林檎の赤、空の青」、羊飼いノーラに心も体調も乱されるホロをホロの視点で描いた「狼と琥珀色の憂鬱」の三話。はっきり外伝にしてしまってもよかったような短編集。これを読んでいなくてもストーリーは追いかけられますが、両思いでいながらぐずぐずしている本編にちょっといらついていたので、こんなのもたまにはよいかな、といった気分になります。初のホロ視点、ということのようですが、そういわれれば、そうかな、と思うものの、あまりいつもと変わらず読んでしまいました。次回に期待です。 (2008-03-12)
[5点] ホロ視点の『狼と琥珀色の憂鬱』は解答
色をテーマとした3本の短編集です。
それぞれ、本編中の話の裏話やサイドストーリー的な話で、本編ともつながっています。
2つは電撃文庫hp連載のものですが最後の1本が書き下ろしで初の「ホロ」視点の話なのですが、
このホロの視点というのが、『めちゃくちゃ萌え』です。
今までが鈍いロレンス視点ですから、ホロの本当の気持ちや数百年と生きてきながら、若い娘のような立ち振る舞いや言動を「計算」ではないかと一歩引いて見てしまうところがありました。
もちろん、見え隠れするホロの言動で、読込みの深い人ならすべてわかるのかもしれませんが、
このホロ視点の短編は、これまで6巻に渡ったホロの女(?)心問題集の解答といってもいいくらいです。
ホロの甘えたい・・・寄りかかりたい・・・恋の病に・・・というまるで少女そのもののような本心が赤裸々に語られます。
特に最大の恋敵、ひつじかいのノーラを交えたエピソードなので、もはやホロの言動に萌え死ねます。
正直たまりません。
そしてきっと最後にこう思うでしょう。「ロレンスのバカヤロー。」 (2008-03-05)
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狼と香辛料 6 (6) (電撃文庫 は 8-6)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 12件
[2点] 序章は作者の心情?
7巻以降は読むことはないと思いますので、6巻のみレビューを書かせて頂きます。
序章に作者の本音が書かれている感じがしました。
エーブを追いかけることはスジが通らないけど、追いかけないと物語を引き伸ばせないからとりあえず追跡しつつ適当な話をくっつけといて長引かせよう。
そんな意図がありありと序章から読み取れてしまって激しく萎えました。
(これから6巻を読む方は、序章をよく読んでいただけるとわかるとおもいます。)
3巻までは非常におもしろく読ませていただいたんですが、残念な作品でした。
これからもダラダラと長引くのでしょうが、最後はハッピーエンドで終わることを願ってます。 (2008-03-30)
[5点] 仕方がないといえるかな
感想は「おもしろい」んだけど
始めの頃と比べてなんか心が躍るようなストーリーじゃなくなってきた。
まぁ始めの頃が神がかってたからかもしれないけどw
僕が今作者さんに求めるのは1巻や2巻のようなリアルなお話ですね〜
最後に、この本はとてもおもしろく、奥が深いです。
何度も何度も読み返してしまう推理小説のような面白さもあると思います。
「ただ本を読んでいる」ような人にはすごく新鮮かと思います。
(2008-03-24)
[4点] いよいよ旅も節目
6巻はホロ・ロレンス二人パーティに一つの節目が訪れます。
なんとショタキャラがなかまにくわわった!
ここまでが二人だけのいちゃいちゃの旅でした。
楽しいが故に楽しさが怖い。という幸せが怖いの的な恋人同士にありがちな不安がいつもつきまとうというとんでもなく贅沢な悩みがテーマでしたが、
ここにきてそんな二人の今後について一つの回答が出そうな感じです。
また、6巻では7巻の短編小説に続く複線があちこちにちりばめられています。
激しく踊るホロの描写も妖艶な感じで見事です。
しかし、そろそろ二人には落ち着いてほしいとも思う。
今のままの心の状態では、いくら別れも楽しくと言っていても、
結局はつらいだけに別れになってしまうでしょう。
ロレンスにはもう少し成長してもらわないとホロを守れませんね。 (2008-02-26)
[5点] 続きが気になる
6巻は評価がイマイチなので、心配してましたが僕は気に入ってます
のんびりとした雰囲気も好きなので、十分楽しめました
早く続きがよみたいです (2008-02-18)
[1点] お願いします
7とか出てますが…
本編の次回作で、挽回される事を望みます (2008-02-18)
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 ・ 狼と香辛料 (電撃文庫)

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狼と香辛料 1 (1) (電撃コミックス)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 8件
[5点] これは良い漫画
結論から言うと、かなり良い出来だと思う。

ホロがやや幼い感じがするが、そこが意外と良かったりする。

ペースは二巻で原作の一巻のようで、丁度良い感じ。
アニメや原作にはまった人に是非おすすめです。

今後に期待出来そうです。
おっと、書き忘れるところでしたが、多少男性諸君が喜んでしまうようなページがあるのでくれぐれも公共の場でニヤニヤしないように。 (2008-04-18)
[5点] SAY Woooooooo!(遠吠え的に)
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
なんだこのホロは!
小説では「なんだこいつ、可愛いな」くらいに思うことはありましたが、漫画のホロはそれの比じゃない。
これはあれですね、イージスの盾すら壊れそうな破壊力ですね。

アニメより一足先に始まった同名小説のコミカライズ第1巻がついに登場。
ストーリーは原作準拠。
アニメと違って尺の都合がないため、原作のややこしい設定などをしっかり描けている。
とりわけ図解入りの説明などはむしろ原作以上に理解を容易にしており、原作読者も必見のもの。
そして何よりアニメのホロ以上に更になんというかもうけしからん!という感じのホロ。
単純に漫画としても、原作ファンとしても文句のつけ所が見当たりません。
面白いらしいけれど活字だらけの小説はちょっと…という方は漫画版がベストの選択かも。
それにしても最近の電撃文庫の漫画化はクオリティの高いものが揃ってきてますねー。

尚、巻中にカラページが入るなど好条件の装丁がなされています。
それからもちろんホロだけじゃなく、ロレンスも良い塩梅に作画されています(笑)。 (2008-04-15)
[5点] 原作の雰囲気を。
 狼と香辛料のコミカライズであるこの本ですが、原作の雰囲気を壊さずに、いい感じでまとまっていると思います。

 アニメや小説版の挿絵のホロより、少々幼い顔立ちでわありますが、これはこれで可愛らしいので問題無し。いやむしろ、八重歯(犬歯か)を見せるホロの可愛さが出てて良い感じ。

 原作の一巻途中までの話が描かれていて、ホロの狼化は二巻になるのかな。我が家のお稲荷さまもそうでしたが、原作の一巻分の話を、コミックスでは二巻使って表現するみたいですね。この辺は当たりかもしれません。

 小説からのコミカライズでは、某ハルヒの様に評判の悪いモノもありますが、この辺の反省を踏まえているのでしょう。モノによっては、結構話をはしょってしまい、原作の雰囲気を台無しにするのがありますが、その心配は大丈夫の様です。

 原作ファンにとっても、コミックスはコミックスなりの(ホロの可愛らしさとか)楽しみがあるので、これから買い続ける一冊ですね。 (2008-04-15)
[5点] かわいい!
 私は、アニメをまだ見ていないのでそちらと比べられないが、原作を読んだ人は、是非一読して損はないと思います。
 なんと言ってもホロの表情が可愛いの何のって、あんな表情でからかわれたらロレンスでなくともイチコロですよ!
 話の内容としては、一巻のまだ途中と言うところですね。
(2008-04-11)
[5点] 面白いよ
原作も読んでいますが、話も画もしっかりしてるかと思います。

原作はライトノベルで第12回電撃小説大賞、銀賞受賞作品です
「このライトノベルがすごい!2007」では2006年度作品部門、キャラクター女性部門
で1位をとってます。

まぁ要するに話もしっかりしてるしヒロインも可愛いよってこと
表紙を見て気になった人ならば買って損はありません。

ただちょっと残念なのは、原作を読んでいないと判り図らい表現が何箇所かあります
(2008-03-31)
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狼と香辛料〈2〉 (電撃文庫)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 18件
[3点] 1巻に比べると失速した印象。
1巻については、目新しさもあって、こんな世界もアリだな、と感心したものですが
本作品になると、少し苦しくなってきたな、という印象が残りました。

剣も魔法も登場しない本シリーズとって、日常の何気ないやりとりや、
現実感と説得力のあるストーリー展開が作品の魅力のアキレス腱となるはずです。
が、これらが1巻ほど上手く作られていないです。

ホロが前に比べてラノベでありがちな可愛い女の子になりすぎてしまって
少々残念です。もっと芯があって欲しいです。やりとりがパターン化してきましたね。
また、商売に絡んだストーリー展開も、説得力に欠けます。ロレンスの失敗から
立ち直る策がアレでは納得いきにくいですよ。

個人的な邪推ですが、
1巻目は一生懸命書いて、それが上手く繋がったけれど、
2巻目を書き上げるほど蓄積されたものはなかったのかな、と。

実際に書くというのは、それはそれは大変なことですから、しょうがないかなとも
思います。個人的には作者を応援したいですが、作品の出来とはまた別問題です。
1巻より失速したので3つ★とします。 (2008-04-14)
[5点] 恋の始まりを上手に描いています
本巻は、第1巻の最後、人と狼という関係を乗り越えて共に旅することを決めた二人が、
異性として親密になっていく過程が前半で軽妙に描かれた後、ロレンスの窮地を経て最後に、本当の二人の恋が始まる、という重要な巻だと思います(アニメ版の後半に相当する物語です)。

本作の作者は、やや風景・情景描写が冗長になりすぎるきらいがあり、
時折読みにくさを感じることがあります(1巻あたりの頁数の多さもその辺が関係している気がします)。
しかし、それは作者の本作での世界観がしっかり確立していることの現われでもあり、アニメの雰囲気が原作とさほどぶれることなく好評なのも、原作がこうした描写が背景的なことまではっきり語っているせいだとも考えられるので、一概に批判は出来ないでしょう。

そして、中盤からクライマックスに至る流れ、そこでのロレンスとホロの台詞群は圧巻です。
新キャラクターのノーラも魅力的で、作者がキャラクター設定についても、事前に相当練りこんでいることをうかがわせますね。
各キャラの性格・思考が、必ずしも善対悪にはっきり二分されていない点も、大人の鑑賞に堪え得る上質さの秘訣かと。

3巻にも期待大です! (2008-04-08)
[4点] なかなか良い
1巻のレビューはべた褒めしましたが。ややトーンダウン。

これ、商売の部分が香辛料でメインの材料はやっぱりヒロインホロとロレンスの恋の話
なんですな。しかもかなり甘々で、実にラノベらしい出来・・・にはなってないのが
いいところ。ヒロインホロとロレンスの言葉のやり取りが中々いい感じで、そこが他の
ラノベより年齢層高めでも読めると思ったところかな。

ラストがちょっと尻切れトンボのような感じもしましたが、2巻もいい出来だった。
7巻で今巻のラストを補完する短編が載ってるので、次に7巻読んでもいいかも。 (2008-02-24)
[5点] 大興奮!
ストーリーとしては、ロレンスの「欲をかいた」商売により墓穴を掘ってしまい、破産の
危機にさらされるという展開が序盤。破産といっても身ぐるみ全てはがされた上、一生涯
奴隷として働かなくてはならなくなるという非常にヘビーな展開が待っており、読んでて
も悲壮感が漂ってきた。
そこでとある窮余の一策が飛び出すのだが、これがある意味単純すぎて「それくらい誰でも
思いつくんじゃないの?」といいたくなるようなものだったのがちょっと拍子抜け。
ストーリー後半はその策の成否がメインになるのだが、最後でどんでん返しがまっていたり
して、ここらへんうまいなぁと感心した。

2巻ということもあって、余計な説明はだいぶ少なくなり、それでいて必要最低限な説明
や、商売のちょっと小難しい仕組みなどはちゃんと説明があるので、かゆいところに手が
届くような感じ。ここらへんのバランス感覚も素晴らしい。

ホロとロレンスの間柄もしょっちゅう軽口を言い合う仲に進展しており、これが会話のいい
スパイスになっている。また、二人の仲もさらに進展する。
特に絶望するロレンスをホロが励ますシーンはよかった。

全体的に1巻以上に面白いと感じた。 (2008-02-21)
[5点] 判っていても……
 ホロとロレンスの行く先が、判っていてもハラハラな展開って言うのは、作者の上手いところだと思いましたね。

 今回の物語は、ホロの機転から欲をかいたロレンスが、絶体絶命の策略にはまってしまうと言うお話。途中出てきた話から、ああ、アレをやるのだ……と、多少判ってしまた部分はありましたが、どうやって成功させるのだろう――と、続きを読ませるのは作者様の力量か、それともキャラクターの魅力からか。

 今回は「羊飼い」と言う新しい職業の少女と出会うのですが、こちらの少女も良いキャラクターでしたね。この狼と香辛料は、よく考えられた世界観と共に、良いキャラクターと言うのがあると思います。

 よく考えられた世界観とは、通貨の事であったり、様々な職業であったり、商売に関する絡繰りであったり。良いキャラクターは、それぞれの持つ背景であったり、裏切りであったり……

 今回も、ロレンスのちょっと情けない人間くささがあったり、ホロの可愛さだったり。後半多少雑な面もあったと思いますが、やっぱりこの物語は面白い。素直にそう思えた一冊でした。 (2008-02-10)
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Tag : 支倉凍砂

狼と香辛料 (電撃文庫)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 42件
[4点] 若さとアイディアを評価する。
ラノベでありがちなファンタジーでありながら、
実際には剣も魔法も出てこないというのは新鮮ですね。
当時の経済活動についてもかなり勉強したんだな、と感じました。
そして、それをうまく出力できていると思います。

若さとアイディア力は高く評価したいですね。
二十台半ばで書いたというのは凄いです。

文章力については・・・正直、まだまだといったところで
私なんかは読むのがつらかったりしますが、まあ、良しとしましょう。
これから伸びることを期待したいです。
(2008-04-14)
[3点] 大神と更新料!?
『狼と香辛料』・・・なんとも不思議なタイトルである。
調べてみた。
狼・・・イヌ科の動物
香辛料・・・調味料
分かった。だが結びつかない・・・狼に香辛料を たす とどうなるのか?
読んでみた。
分かった。 +(たす) のではない、 ×(かける) のだ
そう、この 『狼と香辛料』は
<行商人>ロレンス 25才、最近ちょっと人恋しい と
<賢狼>ホロ 見た目は十代半ばのカワイイ女の子、中身は何百年も生きた狼 が
ああ言ってはこういい返し、してやったりと思ったらやり返されての
夫婦みたいな掛け合い漫才が楽しめるちょっと変わった物語です(苦しい、しかも長い←ゴメン)
剣と魔法のファンタジーに食傷気味の方、たまにはこんな
舌と頭脳を使ったおとぎ話を召し上がれ。
(2008-04-06)
[4点] 良作と言っていい作品
主人公が行商人という他作には見られない新鮮味があります。
ただ少々内容がライトノベルとしては難しい部類に入るので文章が苦手な方やラノベ初心者の方にはあまりおすすめしません。
個人的には後味が良い、かなり面白い作品です。 (2008-04-04)
[4点] ありそうでなかった設定の魅力と枷
・主人公が商人で、行動は基本的には商売に関することであって、戦闘シーンが少ない
・ヒロインが人外の存在であるという設定は珍しくないものの、それが無垢な少女やツンデレ少女ではなく、長い年月を生き、主人公の到底及ばぬ老獪さを身に付けた古の賢狼である
という特色があるファンタジーです。

ヒロイン・ホロはとても魅力的で、シャイで朴念仁なロレンスとの掛け合いは楽しめます。
ただ、主人公の職業が商人であることから、物語としてのカタルシスが「剣と魔法のファンタジー」よりは小さく、展開としては地味であることや、
ホロが老獪な一面を持つという設定のため、ロレンスに対する言葉や振る舞いがどこまで本心なのか、読者の側も悩まされるという点で、
明快な「ボーイミーツガール」のストーリーを好まれる方にはもどかしいかも。

この個性的な物語世界の設定を、読者を途中で飽きさせぬようどう料理するかが今後のポイントでしょうか。
少なくとも、メディアミックス展開が好調だからといって無理に物語を間延びさせるよりは、当初のプロット通り(?)、自然な形で物語がハッピーエンドになることを望みます。 (2008-03-31)
[4点] マルもあれど、バツもある作品
私もアニメを見て小説を買った口の一人
世界観や人物、物語の構成などは○
いわゆる中世ヨーロッパファンタジーでありながら、「ありきたり」をほぼ排除した構成というものは一読の価値ありです

しかし、その分?文章構成等が”いまひとつ”な印象が否めませんでした
その世界の第三者になりきって物語を体感することができる作品が良作だと考えています
もう一つ入ることができず、「あくまで」小説として捉えていて読んでいました (2008-03-26)
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