寂しい国の殺人


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 1件
[4点] そうだったと思わせる本。
神戸須磨区で起きたあの衝撃的な事件から、筆者が思い感じ取っていた日本という国の暗部。

日本という国は大人も子供も、有史以来誰も経験した事のない寂しさに覆われている、という指摘。そして、日本の近代化は終焉したにも関わらず、国内にそのアナウンスがない事で弊害は益々広がっているという事実。

「日本てどうしてこんなんなっちゃったのかな」と思っている人には必読の本だと思います。きっと言葉に出来なかったものがクリアになるでしょう。

筆者は言っています。良い学校に入り、優良企業に入ったって人は幸せにはならない。それは、連日報道されるエリート(政治家や官僚達)の汚職事件でも明らかだと。

そして、この本の最大の手引きはここです。
「三日三晩、徹夜でやり続けても飽き!ない何かを手に入れる事」

発行から数年が経ちましたが、援助交際や少年犯罪が必ずしもセンセーショナルでなくなってしまった現在、多くの若者や自分を見失った大人に読んでもらいたい本です。 (2003-10-12)

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 ・ 「教育の崩壊」という嘘
 ・ ポストマン~MONOLOGUE OF THE DEAD LETTERS POSTMAN
 ・ わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL
 ・ すぐそこにある希望
 ・ 日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

Tag : 村上龍

(1)死なないこと(2)楽しむこと(3)世界を知ること―すべての男は消耗品である。〈Vol.4〉 (幻冬舎文庫)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 2.5/ 総数: 3件
[2点] おもしろい?
刺激的なタイトルの割に、自分の映画(「トパーズ」「KYOKO」)
に関する話と、キューバの話ばかりが目立つ。

もちろん、そこから派生して作者の今思っていること、いらだっていることを書いているわけだが、私は読んでても刺激を受けたり、考えさせられることがほとんどなかった、というのが正直なところ。

今している仕事や趣味の日記。記録。

村上ファンではない私には、興味のないことばかりでした。 (2004-09-17)

[2点] 刺激的ではありません。
村上龍のパワーエッセー「すべての〜」シリーズの第4弾。
第3弾以降、顕著になった「自分の関心のあるものについてのエッセーばかりになっている」という特徴はより顕著になっており、面白くもないし、刺激的でもない。
私は、次の対話だけが印象に残りました。
(著者)「どうしてそんなに元気なんだ」
(キューバ人)「人間だからだ」

熱狂的な村上龍ファン以外にはお薦めしません。 (2002-09-23)

[3点] このエッセイは
村上龍さんのエッセイは、彼自身に関心をもってない人には、読むのはつらいかもしれない。中身は彼が熱中している映画やキューバ音楽のことばかりで、それも飛行機の中やホテルの部屋から、断片的に考えを綴るだけ。私はファンだからいいけど、他の方はどう考えているか気になるところです。新幹線の中や待合室とかで読むにはいいのかもしれません。 (2002-06-17)
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 ・ 真実はいつもシンプル―すべての男は消耗品である〈Vol.3〉 (幻冬舎文庫)
 ・ 明日できることは今日はしない―すべての男は消耗品である。 Vol.5 (幻冬舎文庫)
 ・ すべての男は消耗品である。〈Vol.2〉 (角川文庫)
 ・ すべての男は消耗品である〈Vol.5〉
 ・ すべての男は消耗品である (集英社文庫)

Tag : 村上龍

イン ザ・ミソスープ (幻冬舎文庫)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 41件
[2点] 「小説」として読んだばあい、点は低い
村上龍のファンではあります。
しかし、この作品はあきらかに、「悪いときの村上龍」そのもののような作品だと思います。
まず、描写の仕方が説明口調なところが多く、あからさまに説教くさい。
ストーリーの展開も、そこまでドキドキするようなもんじゃないし、だいたいこれは純文学なのか?
小説って、読者に対して説明的になってはいけないと思う。読者に想像させたほうがいいと思います。
フランクの怖さはわかるけど、人物造形としては、何となく説得力に欠ける。
この作品がなぜ讀賣文学賞なのかわからない。
村上龍にはもっと評価されてしかるべき作品があるのに。
ファンですが、これはだめなときの村上龍のすべてみたいな小説。
他の作品から読むのをおすすめします。 (2007-12-23)
[5点] 鳥肌
寝る前にちょっと読もうと思ったら、眠れなくなった。
村上龍を好きになるきっかけとなった本。
(2007-11-14)
[5点] 少年A事件に影響を受けた作品
読売新聞にて本作連載中に偶然にも神戸の少年A事件が
起こってしまい、小説の内容も事件概要と被っていたため
これにはさすがの村上龍も驚かされたらしい
だから良くも悪くも当時の世情と
ところどころリンクしている

村上はこの作品において
殺人犯の部屋にホラービデオが置いてあれば
ホラービデオを殺人の元凶と決め付け
ホラービデオを規制することで安易に
安心を得たがっているマスコミを徹底批判している

これは当時と今も全然変わってないので
ジャーナリストはこの作品を読んで反省するべきだろう (2007-10-31)
[4点] 村上 龍さんの(私個人にとっての)最高傑作小説
村上 龍さんの小説の中では最も私の好きな小説。理屈も良く理解できるし、目からウロコな話しでもある。

同じ媒体の中で基本的には相容れない(俗なるものと、聖なるもの)モノを載せる事でしかコストをカバーできなくなってきた(マッチポンプですね、自分で焚きつけて煽るだけ煽って、煽れなくなれば、今度は叩くだけ叩く!)テレビや雑誌などのマスな媒体で稼ぐ事がいかに危険な事かを今でも強く訴える事が出来ている、村上 龍さんの小説の中でも最も賞味期限の長いモノだと思う。原因と結果をキチンと理屈で説明できて、しかも、理屈だけでない何かまでその存在を認めていてそこが私は好きです。

ただ、「コインロッカー・ベイビーズ」、「テニスボーイの憂鬱」、「5分後の世界」、「愛と幻想のファシズム」、「半島を出よ」などのマッチョ系が好きな方にはあまりオススメできないかも。基本的には斉藤美奈子さんも指摘されていますが、小説の賞味期限が短めの方だと(今になってみると現実の方が進んでしまっています)思います。その中でも好きな小説です。

ちなみに、私の考える村上 龍さんの最高傑作は「リチャード・バック著村上 龍訳 イリュージョン」です。 (2007-10-23)
[5点] フランクという異物と、日本特有の優しさ
外国人向けに性風俗のガイドを生業とするケンジと、そこに依頼をしてきた奇妙なアメリカ人フランク。そして夜の歌舞伎町を舞台に、ケンジの目の前でフランクが凄惨な殺戮を繰り広げていくストーリー。吐き気をもよおしそうな位、残酷な描写があり、読んでいて気分が悪くなる人もいるかもしれないが、物語の完成度はその負の要素を補っても足りない位よく出来ている。

よくあるサイコスリラー小説でもあるように、フランクはある種の精神異常をきたした人間だ。だが、それと確実に違う部分は、そこに登場する人間、そして日本にごく普通に存在している日常の一部でさえ、フランクというフィルターを通してみる事で、ある種の異常さというものが存在する事だと思う。その事を常日頃から、僕等が異常な事だと認識していないのは、ただ単に異常だという事を知らないだけで、それを他の視点から見ると、こんなに変な事なのだと、村上龍自身が物語を通じてアナウンスしているようにも思える。そういう意味で、自分自身色々と考えさせられる小説でもある。

とても印象的な部分は、ケンジが一度フランクから解放され、交番まで向かうシーンであるが、惨劇の興奮から醒め、冷静に起きた物事に関して、そして自分の取るべき行動を考える部分がある。自分なりの解釈で起きた物事を納得させてしまう事は簡単だが、ケンジは胸に引っ掛かりを覚えたものを、何度も苦しみながら反芻し、繰り返し考えていく。結局その事がケンジのその後の運命を左右させたのだが、村上龍のよく言う「危機感」や「想像力」というものは、全てこの行為のような事を指して言っているのだろうと思う。あらゆる面から情報をかき集めて、未来に起こりうると予測される事を精一杯イメージする事。それをせずに、イメージする事を放棄し、簡単に物事を勝手に決め付けてしまう事に、本当の危うさというものが存在しているのだと。それを言いたかったのではないか?と思う。

僕は、決してこの本はただの日本批判だとは思わない。それは、タイトルやラストの象徴的なシーンでも解るとおり、日本の良さである、他の国にはない優しさというものも描かれている。ただ、それだけで生き抜けるほど現実と言うものは甘いものではなく、フランクと言う全く未知の異物を登場させる事によって、少しでも違った目線で物事をイメージ出来る力になればと、そういう意図を持った小説なのではないだろうか?と思う。 (2007-08-29)
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 ・ イビサ (講談社文庫)
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 ・ コインロッカー・ベイビーズ (下) (講談社文庫)
 ・ 五分後の世界 (幻冬舎文庫)

Tag : 村上龍

真実はいつもシンプル―すべての男は消耗品である〈Vol.3〉 (幻冬舎文庫)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 1件
[4点] キューバに行きたくなった
世界を知った男の視点から語られる、エッセイ第3弾。

キューバに行って、キューバ音楽のすごさに触れて、
通いつめる話がほぼメインになっています。

僕自身は、キューバ音楽が肌に合いませんでしたが、
実際に、目の前で体感すれば、衝撃なんだろうなと
思います。

読んでいた間は、キューバに行きたくてウズウズしました。 (2004-12-29)

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 ・ すべての男は消耗品である。〈Vol.2〉 (角川文庫)
 ・ 明日できることは今日はしない―すべての男は消耗品である。 Vol.5 (幻冬舎文庫)
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 ・ すべての男は消耗品である (集英社文庫)

Tag : 村上龍

SWITCH Vol.25 No.8 (スイッチ2007年8月号) 特集:十代のいま、十代のころ新垣結衣(撮影=梅 佳代)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 1件
[5点] ナイス・ショット!!
とにかく新垣結衣(ガッキー)ファン必見のキュートなショット連発!

表情豊かに上野公園?中を駆け巡ってて・・・見ているこっちがハッピーになれちゃいます。
下手な写真集を買うんだったらこっちが絶対おすすめです!!

他にもPerfume/JYONGRI/多部未華子/土屋アンナetc...なんかも載っちゃてます。 (2007-08-09)
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 ・ CM NOW (シーエム・ナウ) 2007年 09月号 [雑誌]
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 ・ 新垣結衣 写真集 まっしろ

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