グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)
【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 30件
殺し屋対決妻を轢き殺された主人公の復讐に、3人の超個性的な殺し屋がからんでとんでもない方向に話が進んでいく、激エンターテイメント小説です。
話が二転三転して、どんどん引き込まれて一気に読み終えられます。
映画「ロック・ストック&トゥースモーキング・バレルズ」を彷彿とさせるストーリーは最高!
意味深なラストもあって、読む人によっていろんな捕らえ方ができます。
傑作。 (2008-03-21)
話が二転三転して、どんどん引き込まれて一気に読み終えられます。
映画「ロック・ストック&トゥースモーキング・バレルズ」を彷彿とさせるストーリーは最高!
意味深なラストもあって、読む人によっていろんな捕らえ方ができます。
傑作。 (2008-03-21)
「王道」のハードボイルド小説ある意味ちょっと驚くような、典型的な舞台装置のハードボイルド小説。
裏社会があって、殺し屋がいて、一般人がそれに巻き込まれて・・・。
そういった点であえて奇を衒わなかったのは、著者の自信の表れかもしれない。
そして実際、本書は非常に読ませる内容となっている。
3人の登場人物の話が、だんだん一つになっていき、ついに交わっていく面白さ。
これまた手法は古典的ながら、さすがの文章力でひきつける。
「茶色いバッタ」「本当にいるのかわからないミュージシャンの格言」など、それらを彩る仕掛けもさすがである。
だが、氏の『アヒルと鴨のコインロッカー』などの名作を読んでしまった後では、本作は少々物足りないのも事実だ。
「どんでん返し」はそれほどの驚きではなかったし、全体に「面白い」小説ではあるが、「すごい」というものではなかった、という印象なのだ。
もっとも、ハードボイルド小説としては非常によい作品であり、読んで損はない一冊だ。 (2008-01-15)
裏社会があって、殺し屋がいて、一般人がそれに巻き込まれて・・・。
そういった点であえて奇を衒わなかったのは、著者の自信の表れかもしれない。
そして実際、本書は非常に読ませる内容となっている。
3人の登場人物の話が、だんだん一つになっていき、ついに交わっていく面白さ。
これまた手法は古典的ながら、さすがの文章力でひきつける。
「茶色いバッタ」「本当にいるのかわからないミュージシャンの格言」など、それらを彩る仕掛けもさすがである。
だが、氏の『アヒルと鴨のコインロッカー』などの名作を読んでしまった後では、本作は少々物足りないのも事実だ。
「どんでん返し」はそれほどの驚きではなかったし、全体に「面白い」小説ではあるが、「すごい」というものではなかった、という印象なのだ。
もっとも、ハードボイルド小説としては非常によい作品であり、読んで損はない一冊だ。 (2008-01-15)
これぞ、エンタメ!! 日常とかけ離れた「闇」の世界を描いた物語ではある。
「殺人」という重いテーマを背負っていながらも、一般ピープルとは全く違う思考の持ち主たちから軽やかに人間の本音・本質が窺がえる。
そう、見方によれば、冒頭にもあるように、人やモノで溢れたこの世界では、人間とは哺乳類じゃなくて、むしろアリやバッタのような昆虫に近い生き物である。
まったく同感である。
その様に捉えれば生きるのは楽だろう。死ぬのも怖くないだろう。「未来は神様のレシピできまる」というのも頷ける。
すべて偶然ではなく必然。しかし、流れを変えるのは自分次第なのである。
存分に楽しめる一冊でした。
(2008-01-13)
「殺人」という重いテーマを背負っていながらも、一般ピープルとは全く違う思考の持ち主たちから軽やかに人間の本音・本質が窺がえる。
そう、見方によれば、冒頭にもあるように、人やモノで溢れたこの世界では、人間とは哺乳類じゃなくて、むしろアリやバッタのような昆虫に近い生き物である。
まったく同感である。
その様に捉えれば生きるのは楽だろう。死ぬのも怖くないだろう。「未来は神様のレシピできまる」というのも頷ける。
すべて偶然ではなく必然。しかし、流れを変えるのは自分次第なのである。
存分に楽しめる一冊でした。
(2008-01-13)
何かが、おかしい・・・?おもしろい。
読ませるのが、上手。
でも、なんだろう。
この作家の作品、
何作か目だけど、
なぜか不快感も感じてしまいます。
主人公は、
妻を殺され、
その復讐のためにある組織に潜入する平凡な男。
殺人を生業とする、
女・子どももいとわず、
ナイフ使いの男。
そして、
人を自殺させることのできる男。
3人の男が主人公。
そして、3人が追いかける、
もう一人の“押し屋”と呼ばれる男。
そう、いわば“人を殺すことが肯定されえいる”世界。
その描かれている世界が気に食わない。
解説にあるようにハードボイルドな世界とは、
かくも、面妖な世界なのだろうか。
美学、殺しの美学とでも言いたいのだろうが、
やはり、そこに共感は出来なかった。
その行為に対しての、
作者のいい加減さだけが伝わってきた。
それでも、エンターテインメントである。
架空の世界の、
架空の出来事として読むこともできる。
いや、
現実社会を投影した、
ある種の現代象かもしれない。
それでも、
やはり、
不誠実なものは、不誠実であり、
なぜ、それを書かなければならなかったのかがわからない。
かなり筆が上手なだけに、
どうしても、その点がもったいないと思ってしまう。 (2008-01-12)
読ませるのが、上手。
でも、なんだろう。
この作家の作品、
何作か目だけど、
なぜか不快感も感じてしまいます。
主人公は、
妻を殺され、
その復讐のためにある組織に潜入する平凡な男。
殺人を生業とする、
女・子どももいとわず、
ナイフ使いの男。
そして、
人を自殺させることのできる男。
3人の男が主人公。
そして、3人が追いかける、
もう一人の“押し屋”と呼ばれる男。
そう、いわば“人を殺すことが肯定されえいる”世界。
その描かれている世界が気に食わない。
解説にあるようにハードボイルドな世界とは、
かくも、面妖な世界なのだろうか。
美学、殺しの美学とでも言いたいのだろうが、
やはり、そこに共感は出来なかった。
その行為に対しての、
作者のいい加減さだけが伝わってきた。
それでも、エンターテインメントである。
架空の世界の、
架空の出来事として読むこともできる。
いや、
現実社会を投影した、
ある種の現代象かもしれない。
それでも、
やはり、
不誠実なものは、不誠実であり、
なぜ、それを書かなければならなかったのかがわからない。
かなり筆が上手なだけに、
どうしても、その点がもったいないと思ってしまう。 (2008-01-12)
健太郎と孝次郎著者の作品は「ラッシュライフ」しか読んでいませんが、バラバラに始まった物語がやがて一つに収束し、最後に「一本とられた」という読後感は同じでした。
ただしあまりにも多くの人が殺されていくのは好きになれず、☆の減点につながりました。
救いは健太郎と孝次郎の幼い兄弟のかわいらしさ。彼らのお陰でこの本の凄惨な印象が薄められたように思います。 (2007-12-24)
ただしあまりにも多くの人が殺されていくのは好きになれず、☆の減点につながりました。
救いは健太郎と孝次郎の幼い兄弟のかわいらしさ。彼らのお陰でこの本の凄惨な印象が薄められたように思います。 (2007-12-24)
・ チルドレン (講談社文庫 (い111-1))
・ アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
・ ラッシュライフ (新潮文庫)
・ オーデュボンの祈り (新潮文庫)
・ 死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
Tag : 伊坂幸太郎
| HOME |

