機動戦士ガンダムUC 3 (3) (角川コミックス・エース 189-3)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 16件
[4点] 亡国の姫君
前作からわずか半日後を描くシリーズ第3巻。今だ明かされない『ラブラスの箱』の謎。そして『箱』を巡る攻防についに姿を表した赤い影。ファーストシリーズを彷佛とさせる展開と、シリーズ全体でもその存在が忘れ去られていた『亡国の姫君』の登場等一見ファンならずとも納得させる作品に仕上がっている。今後の展開に期待したい。 (2008-04-01)
[1点] 残念。
「シャアの再来」と言われる、フル・フロンタルの描写、セリフがあからさまにシャアのまんま過ぎて、一気に冷めてしまいました。


ここまでシャアのまんまで、マスク外したらシャアだった…なんてオチだったら呆れます。

原作者である富野監督自ら、映画『逆襲のシャア』で「シャアは死んだと思ってもらって構わない」と言ってますから、あからさまにシャアのような言動のフル・フロンタルは受け入れ難いです。


ビスト家やラプラスの箱の謎、ユニコーンのNT-Dシステムなど面白い部分が多いだけに、フル・フロンタルは非常に残念です。


また、全体に映像を文字におこしただけのような文章が多く、小説としては物足りないです。

(2008-03-13)
[4点] 盛り上がってきました!
シャアの再来、フル・フロンタルの登場でいやがおうにも盛り上がる展開になってきました!
たしかに「3倍のスピードで・・・」「当たらなければどうということはない」
などのシャアの名シーン、名セリフを連発するあたり、
少々(というよりかなり)わざとらしい。
しかし読んでいると盛り上がってしまう自分に気付きました(笑)。
これが少年時代にシャアの登場に盛り上がった世代の性なんですかね・・・
フル・フロンタルの今後のエピソードが我々ガンダム世代への受け狙いになってしまうのか、
それとも新たな仕掛けが出てくるのか、この辺りに興味が尽きません。 (2008-02-19)
[3点] シャアの再来と言われても…
当時あった設定をより現代的にして、宇宙世紀社会の仕組み
宇宙空間での人間の活動を緻密に書き出すところは、臨場感があると思います。
これは、アニメでは説明しづらいことだし、小説で強調してやるべきことができている、プロの仕事を感じます。
特にコロニーの構造についての描写は、読んでいて思い描き切れないほど、細かいです。
実際に見たことのないものなので、挿絵よりアーガマやコロニーを俯瞰した断片図があれば、親切でわかりやすいと思いました。

見方を変えて、キャラクターを意識した時、
この展開の遅さにやきもきしてしまう部分もあります。
富野監督のガンダムにあったあの目くるめく人間ドラマに釘付けになった人は、
まだ話は序盤ということもありますけれど、時間をかけて読んだ割には、ただただ謎、謎
謎ばかりで、物足りない気持ちになるのではないでしょうか?
(2008-01-24)
[3点] 少々あざとい
久々の正統派ガンダム。外伝ではなく、本道に据えられるであろうガンダムで期待値は大きい。
福井晴敏氏の作風、妙に「漢」が多いのが個人的には少々うっとうしいが、
他の外伝的小説に比べれば、真っ当なガンダム世界が構築されている。安彦良和の挿絵も非常に嬉しい。

ただ、本作で登場する「シャアの再来」たるフル・フロンタルの言動はやりすぎだと思う。
赤いMSとか、ノーマルスーツ着ないとか、交渉の会話とかで充分シャアらしさは出せているのに
「3倍の速度で〜」「見せてもらおうか。〜」「当たらなければ、どうということはない!」等
言わなくて良いことまで言わせている。
作者の自己満足かサービスか。他の方にはウケが良いようだが、個人的には「あざとい」と感じる。
「シャアへのリスペクト」だなんて思えない。
次巻以降の修正に期待。
(2008-01-18)
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