砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上 (1)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上 (1)
桜庭 一樹, 杉基 イクラ
富士見書房
発売日: 2008-03-08
定価: 756 円
アマゾン価格: 756 円
アマゾン売上ランキング: -- 位
通常24時間以内に発送
桜庭 一樹, 杉基 イクラ
富士見書房
発売日: 2008-03-08
定価: 756 円
アマゾン価格: 756 円
アマゾン売上ランキング: -- 位
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【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 5件
少女性の閉塞「いい漫画家さんを見つけてきたなあ」というのが第一印象。
ストーリーも原作を忠実になぞってくれていて好感触。
作者オリジナルの部分もいくつか挿入されているが、特に冒頭「どんな制服がいい?」と同級生に問われたなぎさが「野戦服」と答えるシーンなど、インパクト大でとてもいい。
ただ、難を言うなら原作の絵のイメージが強くて最初なぎさと藻屑を逆だと思ってました……ツインテールのが藻屑、ボーイッシュなショートの女子がなぎさだと思い込んでたので、表紙をめくって驚き。
絵はとても繊細で綺麗。
砂糖菓子のような少女達の脆さ、儚さ、愛らしさ、残酷さを丁寧に表現しています。
海野父は原作の挿絵だとあんまりといえばあんまりでしたが、漫画では美形度に比例してイヤミっぽさが上がってます。この父なら芸能人に見える。
下巻後半に付け加えられたエピソードでは、原作では以降スルーされていた花名島とのやりとりがありホッとしました。
胸に迫るシーンは沢山ありますが、下巻、悲報を受けた担任が警察署でうなだれる場面が一番来ました。
「なあ海野、お前 生き延びる気あったのか……」
絵になるといっそうこの手遅れな問いかけが胸にこたえます。
欲を言えば終盤、なぎさのモノローグ(原作の末尾数行)が削られてたのが惜しい。
ですがそれを差し引いても読む価値ありです!!ぜひ。 (2008-04-08)
ストーリーも原作を忠実になぞってくれていて好感触。
作者オリジナルの部分もいくつか挿入されているが、特に冒頭「どんな制服がいい?」と同級生に問われたなぎさが「野戦服」と答えるシーンなど、インパクト大でとてもいい。
ただ、難を言うなら原作の絵のイメージが強くて最初なぎさと藻屑を逆だと思ってました……ツインテールのが藻屑、ボーイッシュなショートの女子がなぎさだと思い込んでたので、表紙をめくって驚き。
絵はとても繊細で綺麗。
砂糖菓子のような少女達の脆さ、儚さ、愛らしさ、残酷さを丁寧に表現しています。
海野父は原作の挿絵だとあんまりといえばあんまりでしたが、漫画では美形度に比例してイヤミっぽさが上がってます。この父なら芸能人に見える。
下巻後半に付け加えられたエピソードでは、原作では以降スルーされていた花名島とのやりとりがありホッとしました。
胸に迫るシーンは沢山ありますが、下巻、悲報を受けた担任が警察署でうなだれる場面が一番来ました。
「なあ海野、お前 生き延びる気あったのか……」
絵になるといっそうこの手遅れな問いかけが胸にこたえます。
欲を言えば終盤、なぎさのモノローグ(原作の末尾数行)が削られてたのが惜しい。
ですがそれを差し引いても読む価値ありです!!ぜひ。 (2008-04-08)
すごい僕はつい最近原作の小説を読んだばかりでした。
少女たちのみずみずしさ、青春の儚さ、そして悲しい結末に少なからず心揺さぶられました。
漫画化するということで迷わず購入しましたが、期待以上の出来でした。
ストーリーは原作に忠実で、絵も綺麗です。
文句なしにオススメの作品です。 (2008-03-09)
少女たちのみずみずしさ、青春の儚さ、そして悲しい結末に少なからず心揺さぶられました。
漫画化するということで迷わず購入しましたが、期待以上の出来でした。
ストーリーは原作に忠実で、絵も綺麗です。
文句なしにオススメの作品です。 (2008-03-09)
とにかく、言葉では表現できません。心に突き刺さる作品。杉基氏の前作「Variante」のファンで購入しました。
それまで、原作で直木賞作家の桜庭一樹氏はこの本を読むまで
知らなかったのですが、全く読めない展開にドキドキしながら読み進めて
しまいました。
ミステリアスな展開に杉基氏の絵が見事にマッチングして
素晴らしい作品に出来上がったと思います。
読み終えた後の「切なさ」「感動」「達成感」が入り混じった
複雑な余韻にこの本の奥深さを覚えます。
生きる事の素晴らしさを思い知ることができますよ。
桜庭氏、杉基氏の両者に今後も期待します。
(2008-03-08)
それまで、原作で直木賞作家の桜庭一樹氏はこの本を読むまで
知らなかったのですが、全く読めない展開にドキドキしながら読み進めて
しまいました。
ミステリアスな展開に杉基氏の絵が見事にマッチングして
素晴らしい作品に出来上がったと思います。
読み終えた後の「切なさ」「感動」「達成感」が入り混じった
複雑な余韻にこの本の奥深さを覚えます。
生きる事の素晴らしさを思い知ることができますよ。
桜庭氏、杉基氏の両者に今後も期待します。
(2008-03-08)
原作の雰囲気を上手く表現出来ている直木賞を受賞した桜庭さんが、まだあまり名前を知られていなかった頃の作品のコミカライズです。
原作の小説はライトノベルとして刊行されたものでしたが、シリアス面やリアル面等が高く評価され「このライトノベルがすごい」では3位を受賞し、その後は一般文芸作品としてハードカバーでも刊行される、と桜庭さんの知名度を一気に上げた作品。
その作品が雑誌ドラゴンエイジでコミカライズ。絵師はヴァリアンテという漫画で高い評価を得た杉基イクラさん。すごく丁寧な絵を描きます。
漫画化の醍醐味といえば、小説では想像するしかなかった場景が描かれていること。杉基さんの手によって描かれたこの作品は、素晴らしいの一言です。勿論人物の絵も丁寧なのですが、私は背景がとても気に入りました。田舎の雰囲気がよく出ています。
グロテスクな部分もしっかり描いてあるし、虐待についての話もあり、色々と考えさせられる作品です。
漫画だからスラスラ読めますし、桜庭さんの作品を知りたいって人にもオススメ出来ますね。 (2008-03-08)
原作の小説はライトノベルとして刊行されたものでしたが、シリアス面やリアル面等が高く評価され「このライトノベルがすごい」では3位を受賞し、その後は一般文芸作品としてハードカバーでも刊行される、と桜庭さんの知名度を一気に上げた作品。
その作品が雑誌ドラゴンエイジでコミカライズ。絵師はヴァリアンテという漫画で高い評価を得た杉基イクラさん。すごく丁寧な絵を描きます。
漫画化の醍醐味といえば、小説では想像するしかなかった場景が描かれていること。杉基さんの手によって描かれたこの作品は、素晴らしいの一言です。勿論人物の絵も丁寧なのですが、私は背景がとても気に入りました。田舎の雰囲気がよく出ています。
グロテスクな部分もしっかり描いてあるし、虐待についての話もあり、色々と考えさせられる作品です。
漫画だからスラスラ読めますし、桜庭さんの作品を知りたいって人にもオススメ出来ますね。 (2008-03-08)
綺麗な絵、悲壮な物語、原作に並び立つ漫画化表紙絵、挿絵の可愛らしさに反して少女の悲壮が描かれ話題になった桜庭一樹の小説『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を漫画化したものが本書です。
以下に記すレビュウは、原作既読、そして本書『上下巻』既読の評価です。
作画は杉基イクラと云う漫画家なのですが、私はこの方を存じませんでした。
しかし、昨今ドラマ化、漫画化されながら原作レイプなどと評される中、しかも、原作には挿絵もあるのに、その印象を払拭し"ひとつの作品"として見事に描かれています。
原作では、序文で結果(落ち)が明かされています。
そして、そこに至る経緯が描かれていきます。
漫画は、原作の序文を引用せず、その手前から描かれているので、原作未読者でも冒頭から物語を楽しめるよう、地味ながら素晴らしい配慮がなされています。
そのためか、原作では冒頭から漂う悲壮感が、漫画では弱くなっています。
しかし、その反面、絵が綺麗であるが故に、登場人物それぞれの行動の異様さが際立っています。
特に、教室で行われる海野藻屑と花名島正太の"あの"遣り取りなど、原作では正直( ゚д゚)ポカーンと読んでいましたが、今回の漫画で何か得心しました。
そして、山田なぎさが最後に目の当たりにするあの局面――。
何も言えません。
この漫画化は星5つ。
淡い恋心、求めた友情、そして少女の悲しみ。
原作を読まずとも、原作にある魅力を充分に表現しています。
漫画だけ、あるいは漫画から原作、そのどちらでも良い、と原作から入った僕が思った程なので、御見事のひと言です。
小説(文章)に抵抗がある方、是非とも本書を読んで、"甘くない砂糖菓子"を一緒に味わいましょう。 (2008-03-08)
以下に記すレビュウは、原作既読、そして本書『上下巻』既読の評価です。
作画は杉基イクラと云う漫画家なのですが、私はこの方を存じませんでした。
しかし、昨今ドラマ化、漫画化されながら原作レイプなどと評される中、しかも、原作には挿絵もあるのに、その印象を払拭し"ひとつの作品"として見事に描かれています。
原作では、序文で結果(落ち)が明かされています。
そして、そこに至る経緯が描かれていきます。
漫画は、原作の序文を引用せず、その手前から描かれているので、原作未読者でも冒頭から物語を楽しめるよう、地味ながら素晴らしい配慮がなされています。
そのためか、原作では冒頭から漂う悲壮感が、漫画では弱くなっています。
しかし、その反面、絵が綺麗であるが故に、登場人物それぞれの行動の異様さが際立っています。
特に、教室で行われる海野藻屑と花名島正太の"あの"遣り取りなど、原作では正直( ゚д゚)ポカーンと読んでいましたが、今回の漫画で何か得心しました。
そして、山田なぎさが最後に目の当たりにするあの局面――。
何も言えません。
この漫画化は星5つ。
淡い恋心、求めた友情、そして少女の悲しみ。
原作を読まずとも、原作にある魅力を充分に表現しています。
漫画だけ、あるいは漫画から原作、そのどちらでも良い、と原作から入った僕が思った程なので、御見事のひと言です。
小説(文章)に抵抗がある方、是非とも本書を読んで、"甘くない砂糖菓子"を一緒に味わいましょう。 (2008-03-08)
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Tag : 桜庭一樹
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