手紙 (文春文庫)
【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 171件
加害者の家族の苦しみも含めて加害者の罪東野圭吾は相変わらず胸を打たれます。
強盗殺人を犯し服役中の兄を持つ弟の苦悩、その人生、兄の人生。
どうしようもない重荷を肩に背負ったまま、何度も何度も傷つき立ち上がりまた傷つけられる彼の苦悩は涙なくしては読めません。
今、事件が起こると「加害者の家族の人権」「加害者の少年の人権」とよく言われますが、この作品の登場人物である「社長」の言葉には考えさせられるものがあります。
加害者の家族が差別されるのは当たり前でそれも含めて加害者の罪なのであると。
さあ、どうなのでしょう?難しい問題です。
東野圭吾の作品は決してさわやかな読後感ではありませんが、いつも感動させ、考えさせてくれます。 (2008-04-08)
強盗殺人を犯し服役中の兄を持つ弟の苦悩、その人生、兄の人生。
どうしようもない重荷を肩に背負ったまま、何度も何度も傷つき立ち上がりまた傷つけられる彼の苦悩は涙なくしては読めません。
今、事件が起こると「加害者の家族の人権」「加害者の少年の人権」とよく言われますが、この作品の登場人物である「社長」の言葉には考えさせられるものがあります。
加害者の家族が差別されるのは当たり前でそれも含めて加害者の罪なのであると。
さあ、どうなのでしょう?難しい問題です。
東野圭吾の作品は決してさわやかな読後感ではありませんが、いつも感動させ、考えさせてくれます。 (2008-04-08)
東野圭吾の中でも最高の作品東野先生といえばミステリーが主ですが、
本書のような社会派ものがここまでおもしろいとは。
個人的には東野圭吾作品の中でも文句無く最高傑作です。
ラストがあまりにも感動的で、
私は電車の中で号泣してしまいました。。。
映画もお勧めです。 (2008-03-23)
本書のような社会派ものがここまでおもしろいとは。
個人的には東野圭吾作品の中でも文句無く最高傑作です。
ラストがあまりにも感動的で、
私は電車の中で号泣してしまいました。。。
映画もお勧めです。 (2008-03-23)
現実世界ではなく、あくまで物語である。中盤までは主人公の激変した人生を哀れに思いました。
自分は関係ないのになぜ、
最終的な主人公の決断はとても切ないものですが、
それでは解決にならない、結局は逃げているだけだとも思いました。
主人公はその決断以後、少しずつ今まで諦めていた事を取り戻していきます。
その点物語としてはすっきりとした終わり方になっていると思います。
ただ、やはりそれはあくまで「物語」の世界の場合であって、
現実は被害者、加害者両家族にほんの数年の間で、理解し合い、
許しの心が生まれる事は事がなかなか無いと思います。
それだけ難しい、重大なテーマを持った作品です。
なので個人的には、加害者の家族と彼らに対する世間のあり方について焦点を当てたのか、
加害者の家族内の心境に焦点を当てたのか曖昧だった様に思います。 (2008-03-21)
自分は関係ないのになぜ、
最終的な主人公の決断はとても切ないものですが、
それでは解決にならない、結局は逃げているだけだとも思いました。
主人公はその決断以後、少しずつ今まで諦めていた事を取り戻していきます。
その点物語としてはすっきりとした終わり方になっていると思います。
ただ、やはりそれはあくまで「物語」の世界の場合であって、
現実は被害者、加害者両家族にほんの数年の間で、理解し合い、
許しの心が生まれる事は事がなかなか無いと思います。
それだけ難しい、重大なテーマを持った作品です。
なので個人的には、加害者の家族と彼らに対する世間のあり方について焦点を当てたのか、
加害者の家族内の心境に焦点を当てたのか曖昧だった様に思います。 (2008-03-21)
いい作品だと思います東野圭吾という作家にまったく先入観・知識なしなしにこの本を読んだが、
素直に感動した。
たまたまであるが、この本を読む前に「死の壁」「死の教科書」という新書を
読み終えたばかりで、”なぜ人を殺してはいけないのか”ということがひとつの
テーマとして取り上げられていたが、この「手紙」においてもひとつのモチーフと
なっている。(その意味では入り込みやすかった)
犯罪加害者およびその家族にここまで差別があることことに対して疑問を
もつ一方で実際、身の回りで接することになったら、自分としてどうなのか
非常に考えさせる部分である。社長に言わせているこの犯罪加害者に
対する差別についての考え方は、賛否両論のあるところであろうが、
そこの判断を留保した上でも、非常に質の高い傑作であると思う。
(図らずも号泣してしまったが、ただそれだけの作品ではない)
お勧めです (2008-03-17)
素直に感動した。
たまたまであるが、この本を読む前に「死の壁」「死の教科書」という新書を
読み終えたばかりで、”なぜ人を殺してはいけないのか”ということがひとつの
テーマとして取り上げられていたが、この「手紙」においてもひとつのモチーフと
なっている。(その意味では入り込みやすかった)
犯罪加害者およびその家族にここまで差別があることことに対して疑問を
もつ一方で実際、身の回りで接することになったら、自分としてどうなのか
非常に考えさせる部分である。社長に言わせているこの犯罪加害者に
対する差別についての考え方は、賛否両論のあるところであろうが、
そこの判断を留保した上でも、非常に質の高い傑作であると思う。
(図らずも号泣してしまったが、ただそれだけの作品ではない)
お勧めです (2008-03-17)
真実味がないお兄さんがあまりにもバカっぽい。弟は進学校に通うくらい頭いいのに。
バンドデビューや、お嬢様との恋とか、普通に全うに暮らしていても中々縁はないよね。
働きながら通信大学行ってお金がないって言ってたけど、スタジオ代やデート代はどうやって工面してたんだろ。
それと最後の刑務所慰問もどうなんだろ。
犯罪加害者の家族への偏見、差別をテーマにするのはいいと思いますが、リアリティーのないエピソード?がシラケます。
本当の犯罪加害者の家族が読んだら、どう思うのかな。
(2008-03-11)
バンドデビューや、お嬢様との恋とか、普通に全うに暮らしていても中々縁はないよね。
働きながら通信大学行ってお金がないって言ってたけど、スタジオ代やデート代はどうやって工面してたんだろ。
それと最後の刑務所慰問もどうなんだろ。
犯罪加害者の家族への偏見、差別をテーマにするのはいいと思いますが、リアリティーのないエピソード?がシラケます。
本当の犯罪加害者の家族が読んだら、どう思うのかな。
(2008-03-11)
・ 秘密 (文春文庫)
・ 分身 (集英社文庫)
・ 幻夜
・ 片想い (文春文庫)
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Tag : 東野圭吾
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